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労働経済の押え方

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今回は、労働経済の数字の押さえ方です。

 

労務管理その他の一般常識で出題される数字に関して、どのように学習すればよいのかよく質問を受けます。

 

書店に並んでいる一般常識や白書対策の本を見ると、労働経済に関するページ数が100ページ近くあります。

 

各ページ数字が5個あっても500近くの数字が記載されています。

通常は、労働力人口求人倍率と進んでいきますが、細かくやりだすと最後まで行きつきません。

 

残るのは、ため息だけです。

 

 

まず、労働経済の対策として、択一式70問中1、2問というペースで例年出題されています。

つまり、費用対効果は余り期待できない労多くして益少ないのが、労働経済ということになります。

 

労務管理その他の一般常識は、鬼門の科目になっている再受験生も多いと思います。

 

そこで、今回は、労働経済の数字の押さえ方です。

 

数字に関しては、覚えるべき数字と覚えない数字を明確にしていきます。

 

覚えるべき数字に関しては、まず30個だけ覚えるようにします。

 

 

例えば、週休制で見ると

何らかの週休2日制…88.6%

完全週休2日制…49.0%

企業別1000人以上の場合・・・69.1%

何らかの週休2日制の適用労働者割合…88.2%

完全週休2日制の適用労働者割合…59.8%

 

上記のように週休制だけを見ても、多くの数字が出てきます。

 

通常、週休制、定年制、賃金制等々の項目内に数字が複数記載されていますが、覚えるのは1項目1個のみです。

 

例えば、上記の週休制であれば、何らかの週休2日制…88.6%をピックアップします。

その際、他の数字に関しては、軽く確認する程度です。

「完全週休2日制は、5割を下回っている。」程度です。

 

取り合えず30個クリアすれば、2巡目に完全週休2日制…49%と覚えていけばより記憶に残っていきます。

 

1項目1個であれば、取りあえず最後まで行きつくことができます。

 

全部を覚えようとするので、最後まで行きつかないわけで、1項目1個の数字を30個選んでノートや手帳に書き記し、これを完全に覚えてしまいます。

 

ある程度覚えたら次にプラス10個、プラス10個と増やしていきます。

(2巡目は、1項目にさらに1個追加していきます。)

 

 

数字に関しては、どうしても中途半端にしか覚えていないので、本試験では運に頼ることになりますが、1項目1個の数字をしっかり覚えておけば消去法として正誤の判断を付けることも可能です。

 

いずれにしても、労働経済の数字に関しては、まずは30個覚える数字をピックアップして覚えていくのが早道です。