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平成 28 年「労働安全衛生調査(実態調査)」

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6 高年齢労働者の労働災害防止対策に関する事項


高年齢労働者の労働災害防止対策に取り組んでいる事業所の割合は
55.7%[平成 25 年調査 64.6%]となっている。

取組内容(複数回答)をみると、「作業前に、体調不良等の異常がないか確認している」が 41.6%[同 33.1%]と最も多く、次いで「時間外労働の制限、所定労働時間の短縮等を行っている」が 38.0%[同 39.0%]となっている。

 

 

熱中症予防対策に関する事項
屋外作業がある事業所のうち、熱中症予防対策に取り組んでいる事業所の割合は81.0%[平成25年調査77.0%]となっている。


取組内容(複数回答)をみると、「労働者に対し熱中症予防のための教育を行っている」が 60.0%[同 54.4%]と最も多く、次いで「涼しい休憩場所を確保し、おしぼり、飲料水等を備え付けている」が 49.9%[同 49.0%]となっている。

 

 

【労働者調査】
1 仕事や職業生活における不安やストレスに関する事項

(1) 仕事や職業生活に関する不安、悩み、ストレスについて相談できる人の有無等
現在の自分の仕事や職業生活での不安、悩み、ストレス(以下、「不安、悩み、ストレス」をまとめて「ストレス」という。)について相談できる人がいる労働者の割合は 91.1%[平成 27 年調査 84.6%]となっている。

相談できる相手(複数回答)をみると、「家族・友人」が 84.8%[同 83.1%]と最も多く、次いで「上司・同僚」が 76.0%[同 77.9%]となっている。


また、「ストレスを相談できる人がいる」とした労働者のうち、実際に相談した労働者の割合は 85.0%[同 78.1%]となっている。

実際に相談した相手(複数回答)をみると、「家族・友人」が 81.3%[同 77.7%]と最も多く、次いで「上司・同僚」が71.3%[同 73.2%]となっている。 さらに、「ストレスを実際に相談した」とした労働者のうち、ストレスが「解消された」労働者の割合は 31.7%[同 31.1%]、「解消されなかったが、気が楽になった」は 60.3%[同 59.2%]となっている。

 

(2) 仕事や職業生活に関する強いストレス

現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 59.5%[平成 27 年調査 55.7%]となっている。

強いストレスの内容(3つ以内の複数回答)をみると、「仕事の質・量」が 53.8%[同 57.5%]と最も多く、次いで「仕事の失敗、責任の発生等」が 38.5%[同 33.2%]、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」が 30.5%[同 36.4%]となっている。

 

2 喫煙に関する事項
(1) 職場における喫煙の状況
職場で喫煙する労働者の割合は 25.3%[平成 27 年調査 25.1%]となっている。

(2) 受動喫煙の状況
職場で他の人のたばこの煙を吸引すること(受動喫煙)があるとする労働者の割合は、「ほとんど毎日ある」の13.4%、「ときどきある」の21.3%を合わせて34.7%[平成27年調査32.8%]となっている。


職場での喫煙に関して不快に感じること、体調が悪くなることの有無についてみると、「不快に感じること、体調が悪くなることがある」とする労働者の割合は 18.8%[同 18.4%]となっている。

これを「職場で受動喫煙がある」とした労働者でみると、「不快に感じること、体調が悪くなることがある」とする労働者の割合は 37.1%となっている。

 

(3) 受動喫煙防止対策として望むこと
職場における受動喫煙防止対策のうち、禁煙場所の設定として職場に望むことがある労働者の割合は 62.5%[平成 27 年調査 57.6%]となっている。

喫煙場所の設定(単一回答)をみると、「事業所の内部に空間的に隔離された喫煙場所(喫煙室)を設け、それ以外の場所は禁煙にすること」が 39.2%[同 36.0%]と最も多く、次いで「屋外を含めた事業所敷地内全体を禁煙にすること」が 26.2%[同 28.6%]となっている。

また、職場における受動喫煙防止対策のうち、禁煙場所の設定以外で職場に望むことがある労働者の割合は55.8%[同 50.8%]となっている。


禁煙場所の設定以外に望む内容(複数回答)をみると、「喫煙可能区域を事業所内に掲示等して周知すること」が 52.1%[同 54.2%]と最も多く、次いで「喫煙可能区域において、たばこの煙を低減する装置(空気清浄装置)を設置すること」が 47.6%[同 48.1%]となっている。

 

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